昔のニュース、今の記録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
もしよろしければ Twitter, Facebook, はてな のいずれかにログインしてコメントをお寄せください

オウム真理教関連?の失踪事件

少し前、家のビデオテープを整理し、必要なものだけデジタル化して残す作業をしました。
その際、家族は要らないと言うのに、私の方が興味津々で残したビデオがいくつかあります。

そのひとつが、オウム事件で日本中が騒然となっていた頃のテレビ公開捜査番組です。
仮谷さん拉致事件の他、オウム事件と関連があるのではないかとされていた
ルメイヤスさん母子失踪事件が含まれていました。

平田信容疑者の逮捕で改めてオウム事件にスポットライトが当たっている今、
インターネットで検索しても情報がほぼ皆無のこの事件について記しておこうと思います。「皆無」ではなくて、まちBBS東海板(レス番号:308、310)で質問と回答がなされていたり、
なぜか2ch同性愛サロン板(レス番号:77)で言及されていたりするのですが・・・。
youtubeにでもアップロードできればいいのですが、
著作権が2045年まで存続しているんですよね。
2046年1月1日にアップロードするかもしれません。(^^;)



事件が起きたのは、1989年7月、名古屋市千種区城山新町。
ルメイヤス科乃(シナノ)さん(30歳)と長男・達来(ダライ)君(3歳)、
二人と同居していた長尾宣卓(ヨシタカ)さん(33歳)が、忽然と姿を消したのです。

科乃さんの興味は、自然食品、有機農法、仏教、ヨガ・・・。
本棚にはオウムの本やポスターを含む多くの宗教書がありました。
オウムの道場にも行ったことがあるそうです。

この番組が放送された当時は、オウム真理教によるテロがたびたび起きていて、
オウムの匂いが少しでもするとオウムを疑うという雰囲気が世間にあったようです。
ですが、もちろん、この失踪をオウムの仕業と決めつけることは早計です。
その点は念頭に置いておかなければいけませんね。(^^;)


失踪したルメイヤスさん母子と長尾さんの写真 (テレビ朝日 「緊急生放送!謎の未解決事件大追跡」 1995年)

失踪したルメイヤス科乃さんは、元々は「倉地」という姓でした。
1985年12月にオランダ人男性と結婚し、「ルメイヤス」に姓が変わったのです。

「ルメイヤス」の原語綴りは番組に出てきませんが、オランダ人の姓を調べたところ
該当の可能性がある姓としてRemeijers、Remeeusなどを見つけました。
夫の名前(ファーストネーム)が分かれば手がかりになるかもしれませんが、
残念ながら、夫の名は番組中出てきませんでした。


ルメイヤス夫妻には達来君が生まれますが、1988年に別居。
夫は妻子を残してオランダに帰国してしまいました。
姓がルメイヤスのままのことから、正式な離婚は成立していないと思われます。国際結婚なので、当然にそう考えて良いか疑問が残りますが。


科乃さんと長尾さんの出逢いは、1989年3月頃。
科乃さんが友人から、長尾さんを泊めてやってほしいと頼まれたことから
同居が始まったとのこと。

よく知らない男性を泊めてと言われて、女性が泊めるでしょうか?
「友人」の詳細は触れられませんでしたが、どうも尋常ならざる関係を感じます。


科乃さんも長尾さんも定まった仕事には就いておらず、
収入は専ら科乃さんの父親からの仕送りだったそうです。

父親によると、毎月25日か26日に、科乃さんが父親の元を訪れ、
20万円ほど現金で受け取っていたとのこと。

科乃さんの父親は、(今はなき)北陸製薬の子会社の社長でした。
司会の板東英二氏とは25年来の付き合いだそうです。

1989年7月26日午後3時半、科乃さんの父親は科乃さんに電話をしています。
それが父と娘の最後の電話でした。


科乃さんは、達来君と長尾さんと一緒に四国に旅行に行くと話していました。
科乃さん直筆の旅行計画メモがくずかごから発見され、
パッキング済みの旅行用品やテントが家に残されていたことから、
旅行計画は実際にあったと考えられます。

ところが、計画は実行に移されませんでした。

隣に住むニュージーランド人夫婦が、7月26日午後9時頃、
科乃さんと話をしています。
その時、科乃さんは四国旅行のことを話していたそうです。
これが彼女の最後の目撃情報になりました。

また、ニュージーランド人夫婦は、7月27日か28日、
長尾さんが一人で家にいるのを確認してます。
なぜ一緒に旅行に行くはずの長尾さんが一人で残っていたのでしょうか?

その疑問をニュージーランド人夫婦が尋ねると、
長尾さんは、自分は後からルメイヤスさん母子に合流する予定だ
と話していたそうです。

その後、長尾さんも姿を消します。


9月11日、父親は捜索願いを警察に出しました。

10月、名古屋空港近くの駐車場にて、科乃さんが使っていた
ワンボックスカーが発見されます。
ここで不審人物が浮かんできます。

調べによると、車を預けたのは30代と見られる男性
彼は7月29日午後3時頃、8月10日までの料金を現金で前払いしたそうです。

科乃さんたちが名古屋空港から飛行機を利用した記録はありません。
また、パスポートも家に残されていました。


11月18日、科乃さんの家を捜索していた警察は、2階の畳に血痕を発見しました。
血液型は科乃さんと同じB型、血液の量は牛乳瓶1本分と判明します。

もし科乃さんたちが部屋で襲われたのであれば、争った形跡がないことから、
顔見知りの犯行であることが疑われます。

動機は物盗りなのでしょうか?
科乃さんのバッグと財布はなくなっていました。

しかし、へそくり34万円の現金は残されています。
これは何を意味するのか・・・・

また、壁掛けカレンダーにも謎があります。
他の月はほぼ真っ白なのに、7月だけ、あたかも何かを待ちわびるように
日付に斜線が引かれているのです。

さらに、7月26日と30日にオランダ語とおぼしき単語が書かれていますが、
科乃さんの筆跡ではないことが鑑定で分かりました。
では、だれが書いたのでしょう?
また、26日の2行目には何と書いてあるのでしょうか?

カレンダーに書かれた謎のオランダ語 (テレビ朝日 「緊急生放送!謎の未解決事件大追跡」 1995年)

科乃さんの父親は、
 一人きりの娘と孫なので早く見つけてやりたい
 生死はともかく何があったのかだけでも知りたい
と話していました。

もし犯罪であったとしても、犯人が海外に住んだりしていない限り
公訴時効が2004年までに成立しているので、訴追されることはありません。
ぜひ犯人には名乗り出てほしいと思うのですが。

-------------
番組データ:
放送日:おそらく1995年5月か6月
タイトル:水曜特バン!「緊急生放送!謎の未解決事件大追跡」
放送局:テレビ朝日
司会:板東英二、丸川珠代、寺崎貴司
コメンテータ:大沢孝征、飯干晃一、鳥井守幸  (敬称略)

(説明のため最小限必要な画像を引用させていただきました。)
    関連記事
    もしよろしければ Twitter, Facebook, はてな のいずれかにログインしてコメントをお寄せください
    About me

    mogx2 (もぐもぐ)

    mogx2 (もぐもぐ)
    つくばに隕石が落ちた直後に生まれたらしい。

    Recent posts
    Calendar
    07 | 2017/08 | 09
    日 月 火 水 木 金 土
    - - 1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31 - -
    Monthly archives
    Categories
    Tag cloud
    Search
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。